発声の感覚について

ここ半月ほど近所の橋の下で歌唱練習してて、その録音を聴き返してたけど、3/27と3/28の間で歌い方が変化してる。
このタイミングで会得した感覚は、魂を絞り出して歌う感覚…とでも言ったらいいんだろうか。
身体の芯をぎゅっと絞って、肺の中の息を全部絞り出し切る。そういう感覚。
自分で聴いてて、この前後で明確に歌の熱量が違う。自画自賛の身贔屓かもしれないけど。
全力でぶちかましていけー!という、かましの感覚を追い込んでいったら、肺の中身全部絞りきるこの呼吸に行き着いた。
声量は大きく変化してない…というか、音の強弱で言う弱いp(ピアノ)とかの発声でも、絞り切り感を維持したまま音量だけを弱くする感覚。
思うに、腹式呼吸というのは、ただ腹筋をへこませる…という事じゃなくて、背筋やわき腹といった周りの筋肉を全動員して、息を最後まで絞り出し切るこの感覚の事なのかもしれない。
長尺の歌唱部分で息が持たない!となったところから、さらにダメ押しで身体の芯を絞って息を吐き出す。そんな感覚。
そして、普段の喋りでの発声の感覚も変化した。
胴体の奥の部分、丹田あたりから息をギュッと出して、喉を通して声帯を意識的に振動させて声を出す。そういうイメージ。
歩こうと思って意識せずに歩く時のような無意識化の発声ではなくて、わざわざ意識して声帯を震わせて発声してる感覚というか。
以前は、普段の会話で声出しする時に喉がつっかえてる感覚があって、いったん咳払いをして喉を通さないと声が出なかったのよね。
けど、身体の奥からグッと息を通してやると、息の勢いでつっかえ喉でも声帯を強く振動させることができて、スッと声が出せる。
普段の喋りの声出しがすごく楽になった。

 

…と、最近の発声(呼吸)の変化について、雑感をX(Twitter)に投稿したものを加筆修正して備忘録として投下。

付け加えて、最高音の天井については、高さは変わってないけど、毎日ペルソナの全ての人の魂の詩(ベルベットルームのBGM)で発声練習してたら安定感は出てきた感じ。

まぁ、歌が上手くなってどうなりたいかというビジョンは全く無いんだけど、やらずにはいられないからやってるのですよ。

あぁそうそう、ハーモニカ買いました。

ハードオフ中古楽器を見学してたら、どうにもこうにも矢も楯もたまらず何か楽器が今すぐ欲しい!ってなっちゃって、それでお手頃価格だった新品のこの子をご購入。

ハーモニカ…ブルースハープと言うべきなんだろか?って、CDEFGABとそれぞれの音階スケールごとに対応した製品がそれぞれ別々に置いてあるのね。私が今回買ったのは、一番オーソドックスなC(ド)スケールのやつ。

橋の下で吹いて楽しもうっと。