久しぶりにポーマニをやった

久しぶりにポーマニをやった。時間は180秒。

スケッチブックに万年筆でもってサラサラと描いたけど、こりゃ楽しいね。

で、この日は興が乗って、スケッチブックに模写を13点ほどやるなどした。

とにかく純粋に描く事自体が楽しくて、絵に対する心持ちが幼な子の頃の戻ったようで、やっと私もこの境地にたどり着けたかと感慨深く思ったり。

あとまぁ今日は、絵の自作とは、創作とは何ぞやという事について思い惑わされたり。

軽く考えた結論としては、創作性=思想と美意識の反映の事であり、それはつまりこの世界に存在する、ありとあらゆるものの中から、何を選び取り表現するか…の事だから、己自身の体験や記憶の中から取捨選択して表現する、という事で間違ってはいないよな、と。

例えば新たにトマトの絵を創作するという事は、既成観念に存在するトマトを否定して全く新しいトマトを創造するという事ではなくて、既存のトマトの概念の中から取捨選択を行うという事になる訳だ。

で、創作性の十分な発揮のためには土台になるアイデアが大事で、そうした表現創作に対して常に新しい挑戦に挑むという心持ちを抱き続ける事が、つまり表現者の本懐であるのだろうなと、とりあえず今の時点ではそういう結論に至った次第。

自分が絵に求めて続けていたものが何なのか、それがようやく見えてきて、空の彼方に燦然と輝くひとつの星を見た…そんな気持ちです。